サプライチェーンの見直し

皆さん、こんにちは。ActionCoachジャパンのVietです。

 コーチの現場では、「集客方法を教えてください」と要求している経営者が多くいます。しかし、集客は表面の問題であり、実際にはサプライチェーンがしっかりしていないから既存顧客の維持ができなく、既存客の離脱により、売上減少の方が多いです。新規顧客獲得工数は既存顧客維持の6倍だと言われています。しっかりサプライチェーンと既存顧客サービスができることは売上の安定化の一番早道だと思います。

  一般の事業では、リソース(人・物・金・情報)を仕入れ、自社で加工し、付加価値を加え、商品・サービスとしてアウトプット(販売)をすることです。なので、必ず何かの形で仕入れ(サプライ)があるはずです。

仕入れ(インプット)は人・物・金・情報なので、業種により、形が異なります。例えば、製造業ならば、分かりやすいですが、仕入れは原材料や燃料等です。翻訳等のサービスならば、仕入れは人です。銀行等の金融機関ならば、仕入れは金です。そして、ActionCoachのようなサービスの仕入れは情報(知識、経験、ノウハウ)です。

世の中に高品質商品を提供するためには、自社の付加価値追加能力(コンピテンス)と仕入れ管理を含めて、サプライチェーンマネジメントが重要です。

ActionCoachでは、「Devide to Multiple」法則があり、全体を改善するために、小さく分割し、分割された各部分をとことん改善したら、全体が良くなります。

よって、サプライチェーン改善するために、バリューチェーン分析方法があります。一般のバリューチェーンは下記のステップがあります。

原材料仕入れ→原材料入庫→在庫管理→製造のために原材料出庫→製造→完成品入庫→出荷→マーケティング・販売→アフターケア

上記の各ステップで、QCD分析を行います。

1.Q-品質:不具合管理表を作成し、カテゴリ別で集計し、どこのステップで不具合が多く発生するのか特定します。よって、各工程の品質不良の問題が分かり、品質改善ができます。

2.C-コスト:各ステップ完成までの原価を計算し、どこのステップでいくらの原価がかかるのか特定します。よって、各工程の発生原価が分かり、原価削減目標と対策ができます。

3.D-リードタイム:各ステップのリードタイムを測定しどこのステップで時間が多くかかるのか特定します。よって、ボトルネックが分かり、サプライチェーン平坦化対策

このように、データ測定・データを分析・問題点特定によりサプライチェーンを改善し、売上安定化となります。

経営者の皆さん、是非実施してみましょう。

「ミンナが定時帰宅できる豊かなニッポン」のためのActionCoachが提供します。


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